創作市民演劇「水底平家(みなそこへいけ)」の再演がいよいよ今週末となりました。
既に舞台のセッティングも整い、キャスト・スタッフの皆さんは舞台上で本番さながらの稽古に臨んでいます。
熱を帯びた稽古の様子は舞台上の皆さんの表情一つで伝わってきます。何しろ、脚本と演出を担当する亀尾先生から発表があった台本の差し替え頁はもともとの台本の半分以上。つまり、前回上演した作品の半分以上が今回変更となっているのです。
それは間違いなくキャスト・スタッフの負担となっているのですが、差し替えられた台本そのものによる効果は大きく、制作サイドからは芝居の流れにも新鮮さが感じられ、皆さんの力量もパワーアップしているように見受けられます。
キャスト・スタッフの皆さんにはご負担をかけて申し訳ないのですが、確実に良い作品になっているので頑張っていただきたいと思います。残す稽古日はあと2日となりました。チェリヴァホールに集う関係者全員が2日間の公演に集中していきたいと思います。
この水底再演の稽古期間中、亀尾先生が誕生日を迎えられました。稽古終了後、参加者の皆さんからのサプライズの祝福もあり、全員が一体となるシーンがありました。亀尾先生も参加者の皆さんもいっぱいいっぱいのはずなのに、稽古場に集った誰もの頬が緩んだとてもいい瞬間でした。この素敵な一体感を持続させ、今週末の本番を迎えられればと思いました。
水底平家再演は14日(土)19:00~と15日(日)14:00~の2回公演です。現在、両日好評発売中ですが、14日(日)の公演に余裕がありますので、複数でいらっしゃる方は15日(日)の公演がお勧めです。多くの皆様のご来場をお待ちしています。