ハタチ族が挑むパンドラの鐘

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今年度最初のチェリヴァシアターライブの公演が迫ってきました。

公演は、ハタチ族による「パンドラの鐘」です。

この作品は、遡ること15年前の1999年12月11日、野田秀樹自らが作・演出(そして出演も)した公演が世田谷パブリックシアターで行われました。そして同じく1999年12月18日に、かの蜷川幸雄演出による同作品がシアターコクーンで公演され、演劇界のツートップが同作品でガチ対決とあって、当時メディアで大きく取り上げられた話題作です。

当時の評論では、

「野田版が多少斜に構えて世界を見ているようなニヒリスティックな印象を与えるのと対照的に、蜷川版はストレートに希望を表現していたように感じた。」

「いつもの野田作品と同様に言葉遊びが随所に見られ、その笑いの隙間からぞっとするほどの冷たさがかいま見えるのだが、それが何なのかがやはり難解で捉えきれない。」

「同じ戯曲でも、演出によってこうも印象が違うのかというのをほぼリアルタイムに見ることが出来たのはとても有意義。」

と当時の方々が評しています。

そして今回、このパンドラにハタチ族が挑みます。前回の7日間連続公演を達成した「フランチャイズの犬」から半年、今回も野田秀樹の話題作ということで期待が寄せられています。また、9日(日)公演終了後には劇団カムカムミニキーナ代表の松村武さんによるアフタートークが予定されています。ぜひ多くの皆様にご覧いただきたい公演です。

雲南市でこうした作品が見れる機会は滅多にありません。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

■チェリヴァシアターライブハタチ族公演「パンドラの鐘」

平成25年6月8日(土) 《昼の回》開場13:30/開演14:00

               《夜の回》開場18:30/開場19:00 

平成25年6月9日(日) 《昼の回》開場13:30/開演14:00

◆前売 一般:1,000円/高校生以下:500円 ◆当日 一般:1,500円/高校生以下:800円 ※小学生未満無料・全席自由・日時指定なし チケットのご予約はこちらからどうぞ。

 

 

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