劇場探訪 ハタチ族パンドラの鐘

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ぱっと見ると何の写真かわからないかもしれませんが、この写真は舞台を斜め上から覗き込むように写した写真です。

この舞台は今月開催したチェリヴァシアターライブのハタチ族公演「パンドラの鐘」の舞台です。チェリヴァホールになじみがある方は目を疑うかもしれませんが、この写真はチェリヴァホールのステージです。

黒いパンチカーペットの部分がアクティングエリアで、そこをぐるりと囲む赤いパンチカーペットと雛壇の部分が客席です。写真の上部にはがっつりと照明が仕込んであるのがわかります。また、吊物の鐘もハタチ族さんの力作の舞台美術です。

限られた時間でよくここまで舞台づくりができたなという感じですが、そこがハタチ族の皆さんの凄いところで、今回のシアターライブは3回公演で見込みを大きく上回る426人の皆様にご来場ただきました。また、劇団カムカムミニキーナの松村武さんにも駆けつけていただき、アフタートークも行っていただきました。野田秀樹の話題作の上演ということで、ハタチ族の皆さんにも大きな覚悟があったかもしれませんが、ハタチ族さんの心意気以上の成果があったのではないかと思います。

ハタチ族代表の西藤将人さんは、「誰か一人の力でできあがった作品ではなく、ハタチ族メンバー一人ひとりが力を出し合った結果」とあくまでも控えめでしたが、今回の公演で刺激を受けたお客さんは多いのではないでしょうか。

こうした公演を多くの市民の皆さんに触れていただき、演劇をより身近に感じていただくことがチェリヴァシアターライブの狙いです。今年度もたくさんの公演を予定していますのでご期待いただきたいと思います。

 

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6月8日(土)、9日(日)はハタチ族の公演、そして木次町文化協会の書道展があり満員御礼となりました。皆様のご利用ありがとうございました。

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